【動詞…给】
中国語の「给」は、「くれる」にも「あげる」にも使える。「人①+给+人②+物・事」の形で、人①から人②に「物・事」が移動することを表す。
例:他给了我一瓶可乐。(彼は私にコーラを一本くれました)
我给了他一瓶可乐。(私は彼にコーラを一本あげました)
また、「给」から文が始まる場合は、命令を表し、前に「请」を付けることで話し方が丁寧になる。
例:给我笔。(ペンちょうだい)
请给我笔。(ペンをください)
【指示代名詞(代词)…这里】
人に物を渡したり、お金を支払ったりする時、
「ここ/こちら にあります」「このお金を受け取ってください」等の意味で使われる。
意訳は「どうぞ」となる。
【「可以+<動詞文>+吗?」と「可以+<動詞文>+了吗?」の違い】
「可以+動詞文+吗?」は「(動詞の表していること)をしてもいいですか」と許可を求める文で、
「<動詞文>,可以吗?」に変えることができる。
返事としては、「YES」の場合は「可以」、「NO」の場合は「不可以」と言う。例:A:可以打电话吗?=打电话,可以吗?(電話してもいいですか) B:可以。
A:可以吃吗?=吃,可以吗?(食べてもいいですか) B:不可以。
完了の「了」を伴う「可以+<動詞文>+了吗」は、
「(動詞の表していることが)できるようになりましたか」の意味を表す。
話の内容がお互いわかっている場合は、動詞文を省略して、「可以了吗?」のみを言う。
返事としては、「YES」の場合は「可以了」、
「NO」の場合は「还没(まだです)」「等一下(ちょっと待ってください)」等と答える。
例:A:可以吃饭了吗?(ご飯食べられますか。⇒ ご飯の用意はできましたか)
B:可以了。(はい、用意できました)
A:现在可以点菜了吗?(今注文できるようになりましたか。⇒ ご注文はお決まりですか)
B:还没呢。我们一会儿再点。(まだです。もう少ししたらお願いします)
【動詞…叫】
①「<人>叫~」の形で、名前を名乗ったり紹介したりする時に使う。 [第2課参照]
例:我叫佐藤。(私は佐藤と言います)
②「叫<人>」の形で、「<人>を呼んでください」の命令文になる。
後ろに「一下」を付けることで軽い語感になり、「声をかけてください」の感じとなる。
例:能走的时候叫我。(行ける時には呼んでください)
走的时候叫我一下。(行く時には声をかけてください)
【1】 | 请给我~。 (私に)~をください。 | ||
请给我菜单。 | |||
请给我电话。 | |||
请给我一杯茶。 | |||
请给我们水。 | |||
请给我们那本书。 |
【2】 | 请问,~可以…吗? すみません、~、…できますか。 | ||
请问,现在可以点菜吗? | |||
请问,我们可以吃吗? | |||
请问,他们可以走吗? | |||
请问,他们可以不来吗? | |||
请问,你可以自己做吗? |
【3】 | 请问,~可以…了吗? すみません、(~は、)もう…(し)てもいいですか。 | ||
请问,现在可以点餐了吗? | |||
请问,我们可以吃了吗? | |||
请问,他们可以走了吗? | |||
请问,现在可以写了吗? |
【4】 | 能~的时候,请叫我一下。 ~できる時、私に声をかけてください。 | ||
能点餐的时候,请叫我一下。 | |||
能走的时候,请叫我一下。 | |||
能吃的时候,请叫我一下。 | |||
能回去的时候,请叫我一下。 |
[1] 会話部分:右の音声ボタンを押し、聞こえた内容を入力してください。 中国語の入力方法はこちら
[2] 文型練習部分:右の音声ボタンを押し、聞こえた内容を入力してください。